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憧れの生垣を考える!意外と知らない役割と効果

すまいろ編集部
2019.06.20

垣と言うと皆さんはどのようなものを思い浮かべますか?立派な邸宅にそびえる園庭を囲むようにコニファーやレッドロビンが立ち並ぶ、そんなイメージを持っている方も多いでしょう。現在では建築する敷地も狭くなり、ブロック塀をすると圧迫感が出るので、仕切り程度のブロックにしたりと、隣りあう住まいとのプライベートが守りにくくなっています。

ただ、建築における設計を上手に行えば、あこがれの生垣がある住まいも造ることができます。せっかくの私だけの住まい。思うようにしたいものですね。

 

それではまず、生垣とはどのような役割や効果があるのか見ていきましょう。

 

【生垣のメリット】

 

1.隣接する住宅との境界線・道路からの目隠し

隣り合う住まいの境界線はブロック塀等で仕切ることが多いかと思います。寒々しいブロック塀ではなく生垣を境界線にすることで、さわやかな緑の葉や彩りの花が人の心を和ませる美しい風景としても大切な役目をしています。また道路からも室内が見えてしまう場合も多いので、目隠しとして活用することができます。

そうしたことで、普段閉め切りのカーテンも必然とオープンになり、室内が自然の光で満たされる明るい空間を演出できるようになります。

 

2.防火/防音/防風に優れた能力を発揮

『隣の住宅からボヤが!!』なんてことが、考えたくはありませんが起こり得ることです。そんな時に効果をもたらすのが≪生垣≫です。生きた植物には多くの水分が含まれており、生垣が防火の役割を果たします。もちろん生垣があれば火事から免れる訳ではありませんが、阪神淡路大震災時の調査では生垣が延焼を軽減する効果があると認められています。

家の周りに他の建物が少ない場合、雨風を遮るものが無く自然の力を直接受けてしまうでしょう。逆に隣接する住宅が多い場合は音漏れも気になる。そんな時にも生垣が緩衝材となり、効果を発揮してくれます。

 

 

他にも、紅葉やキンモクセイを植えれば四季の移ろいも感じられ、視覚的にも楽しむことができますね。

ただ、上記では良い面をお話しさせていただきましたが、一方では悪い面(デメリット)もたくさん存在します。こちらも理解しないといけない大切な部分です。

 

 

【生垣のデメリット】

 

1.落葉や伸びた枝が近隣トラブルに!

季節の変わり目、特に冬に近づくとどうしても落葉をしてしまうものです。

「隣の家の枯葉が私の家に落ちてくる!」「隣の生垣がうちの敷地まで伸びてきている!」など、近隣との思わぬトラブルが起きてしまいます。生垣は本物の植物です。時間とともに成長や形を変形していくものです。周囲の環境に合わせて植栽の選択をしたり、こまめなメンテナンスをしていく必要があります。

 

2.害虫による被害

彩り豊かな生垣に夢を描く方も多いかと思います。ただ、生垣の管理で意外と大変なのは害虫による被害の抑制です。害虫が大量発生してしまうと、綺麗に並んだ花木も虫によって食い荒らされたり、害虫がびっしりとついて逆に見た目が悪くなったりします。もちろん近隣の住民とのトラブルのもとになる大きな要因の一つです。生垣の内容を考える中で、しっかりとした知識の持った職人と相談したうえで決定することをお勧めします。種類によっては害虫が付きにくい、害虫に強いものも多く存在します。

 

3.計画的な手入れが必要

上記でも述べたように、デメリットは管理する人の手入れが重要になってきます。また、水やりや肥料を与える必要があるものもあります。生垣の成長に合わせて行う剪定や繁殖期の害虫駆除など、定期的に行わなければなりません。日々の観察や管理が最も大変な事なのです。

 

 

≪まとめ≫

生垣1本の相場は3000円程度と言われています。予算としては意外と手に届きやすい価格帯ではないでしょうか。しかし、生垣にしている民家が少ないのは、上記のデメリットで上げた事が不安である、できる自信が無いなどと様々です。メリットもたくさんありますので、これから住まいを考える方も、今の住まいに物足りなさや不満がある方も、生垣を加えるだけで一味変わった暮らしが送れるかもしれませんね。

 

 



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